2024.12.16

令和6年度 豊島区がん対策推進特別講演会&がん体験者が歌う合唱団いきのちからコンサート2024

南大塚ホールMinami Otsuka Hall13:30 ー 16:00開場13:00
要申込参加無料定員260名

開催にあたりpurpose

認定NPO法人がんサポートコミュニティーは、がんとひとりで向き合わない社会をめざして、世界最大規模のがん患者支援組織Cancer Support Communityの日本支部として、2001年から地域コミュニティに根差したがん患者支援活動に取り組んでいます。がん患者支援プログラムとして、がん患者同士が集い語り合うサポートグループに加えて、リラクセーションプログラムを提供しています。リラクセーションプログラムの一環として音楽療法を取り入れ、2007年4月に「合唱団いきのちから」を設立、毎月2回の活動をしています。2019年度からは豊島区の共催を得て現在では、巣鴨地域文化創造館で活動しています。同じ歌を歌うにもがん体験者が歌うのだから上手に歌えなくて仕方ないという諦めの気持ちで歌うのではなく、プロのオペラ歌手、ピアニストの下で指導を受けて、がん体験者それぞれの思いを歌に乗せて声を合わせ、表現者として聴いていただける合唱を披露したいとの思いから、がん患者とその家族や友人、地域住民といった観客を前に無料のコンサートを毎年開催しています。2024年度は「死生学」に着目し講師には、がんサポートコミュニティー事務局長であり、日本臨床死生学会常任理事の大井賢一による令和6年度豊島区がん対策推進特別講演会と、がん体験者が歌う合唱団いきのちからコンサートをジョイント開催としました。

令和6年度豊島区がん対策推進特別講演会&がん体験者が歌う合唱団いきのちからコンサート2024は、お申し込みが必要です。下部のお申込みボタンよりお申込みください。

プログラムprogram

  • [ 第Ⅰ部 ]講演会
  • [ 第Ⅱ部 ]コンサート
令和6年度 豊島区がん対策推進特別講演会

死について語ろうよりよく生きるために

人生の最終段階で、受けたい医療や介護を前もって計画するのがアドバンス・ケア・プランニング(人生会議)です。
厚生労働省の調査(2017年)によると、60%の人が「人生の最終段階における医療について関心がある」と回答していますが、「話し合っている」という人は40%です。 死は人生をどう生きるかを決める動機の一つですが、その死を常日頃に意識することはありません。哲学者ハイデガーは人間を「死へと向かう存在」としました。人生の有限性に向き合うことで、何が人生を生きる価値あるものにしているかを明らかにします。アドバンス・ケア・プランニング(人生会議)のその前に、常日頃から死について身近な家族や友人と語ることから始めてみませんか。より良く生きるためのヒントが見つかるかもしれません。
TIMELINE
13:00
受付開始
13:30
開会のごあいさつ

豊島区豊島区健康部長木山弓子YUMIKO KIYAMA

13:35
[第Ⅰ部] 講演会
死について語ろうよりよく生きるために

[ 講 師 ] 認定NPO法人がんサポートコミュニティー事務局長 日本臨床死生学会常任理事 大井賢一KENICI OI

14:30
休憩
第18回クリスマスコンサート

がん体験者が歌う合唱団いきのちからコンサート2024

合唱団いきのちからは、がんサポートコミュニティーと豊島区が共催するがん体験者のためのリラクセーションプログラムの一つです。 古代ギリシャ語のプシュケーは「息、いのち」を意味します。呼吸することは生きていることの証です。合唱団いきのちからは、がんと診断されても「息=いのち」の力を信じて、自らが自らの人生の主役として生きることをめざしています。 がん体験者が集い、それぞれの思いを歌に乗せ、声を合わせ、合唱を披露します。
TIMELINE
14:50
[第Ⅱ部] クリスマスコンサート
がん体験者が歌う合唱団いきのちからコンサート2024

[ 演 者 ] 合唱団いきのちから 指揮・指導湯川 晃(テノール歌手)AKIRA YUKAWA ピアノ湯川涼子(ピアニスト)RYOKO YUKAWA

[ 演 目 ]

源田俊一郎 編曲混声3部合唱のための唱歌メドレー

ふるさとの四季
懐かしい唱歌の「故郷」「春の小川」「朧月夜」「鯉のぼり」「茶摘」「夏は来ぬ」「われは海の子」「村祭り」「紅葉」「冬景色」「雪」「故郷」をメドレーで歌う心なごむ楽曲です。

ロッシーニ作曲女声合唱とピアノのための3つの聖歌より

信仰
新約聖書「コリント人への第一の手紙」第13章第13節の「信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る」という一節が題材とされています。信仰の語源はギリシア語の信頼=πιστεύω(ピステウオ)です。

来場者と一緒に合唱体験

みんなで歌おうクリスマスソング
声を合わせて歌う楽しさを体験してもらいたい、そんな思いから企画しました。来場者の皆様にはメロディを歌っていただき、合唱団いきのちからメンバーがコーラスを歌う合唱体験です。

大木惇夫 作詞/佐藤眞 作曲

大地讃頌
この楽曲は「土の歌」全7楽章の最後の曲です。作詞された大木惇夫は広島生まれで、第二次世界大戦では従軍詩人でした。故郷広島に原爆投下され、その葛藤を、復興の願いを、歌詞に込めたのだそうです。
15:55
閉会のごあいさつ

認定NPO法人がんサポートコミュニティー理事長 渥美隆之TAKAYUKI ATSUMI

アクセスaccess

お問い合わせcontact

認定NPO法人がんサポートコミュニティー〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目10-4
虎ノ門ガーデン214号室

TEL.03-6809-1825
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