
開催にあたりPurpose of the Seminar
令和7年度港区NPO活動助成事業による認定NPO法人がんサポートコミュニティー主催のセミナー「いのちと向き合う4つの扉」を開催。医療・仏教・哲学・相続の4つの視点から、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)や死生観について学べます。人生の最終段階に備える第一歩としておすすめします。
本セミナーは、お申し込みが必要です。下部のお申込みボタンよりお申込みください。
セミナー日程Seminar Schedule

- 2025年10月18日(土)
- 講師:大西 秀樹 氏(医師)
- 日本臨床死生学会 理事長
埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科 教授 -
- 時間 14:30〜16:00
(受付開始 14:00) - 開催場所 愛宕区民協働スペース会場マップ
- 参加費:500円※参加費は当日、会場にてお支払いください
- 時間 14:30〜16:00
- 死を考え、より良く生きる【ねらい】人生100年と称されるまでにわたしたちの寿命を延ばしてきた日本。医療の進歩がもたらした喜ばしい成果だが、老いや死から目を背ける風潮も広がっている。今日のわたしたちはがんや心疾患などで死ぬイメージから死を医療の延長線上に捉えがちだか、生き方の延長線上に捉えるべきである。今回は2007年に全国で初めて「遺族外来」を開設された大西秀樹氏を講師に、医療の視点から遺される家族に後悔を抱かせないために、家族とともに死を考え、より良く生きるためのヒントを学ぶ。

- 2025年10月21日(火)
- 講師:木原 祐健 氏
- 梅上山光明寺 僧侶
-
- 時間 14:30〜16:00
(受付開始 14:00) - 開催場所 梅上山光明寺会場マップ
- 参加費:500円※参加費は当日、会場にてお支払いください
- 時間 14:30〜16:00
- 限りある生命を大切にする【ねらい】宗教は死と向き合うことで生まれ、それが教えの柱となっているものが少なくない。わたしたちは他の生命の恵みによって生かされている。それぞれの生命は等しく限りがあり、限りあるからこそ尊い。今回は2005年より光明寺の寺院内オープンスペース「神谷町オープンテラス」を運営し、2011年より寺院や福祉施設等で傾聴活動を行う木原祐健氏を講師に、仏教の視点から生と死、生命をどのように捉えているかを学ぶ。

- 2025年12月20日(土)
- 講師:小館 貴幸 氏(介護福祉士)
-
日本医学哲学・倫理学会 理事
日本臨床死生学会 評議員
立正大学 非常勤講師 -
- 開催時間 14:30〜16:00
(受付開始 14:00) - 開催場所 愛宕区民協働スペース会場マップ
- 参加費:500円※参加費は当日、会場にてお支払いください
- 開催時間 14:30〜16:00
- わたしがわたしを生きる【ねらい】古代ギリシアの哲学者ソクラテスは、その弟子プラトンが残した対話篇『パイドン』の中で「正しく哲学している人々は死ぬことの練習をしているのだ。」と語っている。身体の欲求に惑わされずに哲学すること、それは思考と身体を分離させようとすることであり、すなわち死の準備なのだと。今回は病状の進行により意思表示が困難になるALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の介護経験を持つ小館貴幸氏を講師に、哲学の視点から死ぬことをタブー視することなく考え、わたしらしく生きるヒントを学ぶ。

- 2026年1月24日(土)
- 講師:松村 行雄 氏(税理士)
- 松村税務会計事務所 所長
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- 開催時間 14:30〜16:00
(受付開始 14:00) - 開催場所 愛宕区民協働スペース会場マップ
- 参加費:500円※参加費は当日、会場にてお支払いください
- 開催時間 14:30〜16:00
- わたしの財産や意思をどう残すか【ねらい】相続は民法上、死による所有権の移転形態。 本来、相続は仏教用語で 「相」は「すがた」(家相、手相、人相…) という意味で、先祖から引き継がれた相を続けていくことである。被相続人が認知症であった場合、判断能力が失われたとされ、遺言書の作成や生前贈与等の相続対策といったすべての法律行為が無効となる。今回は多くの人の相続に関わってきた松村行雄氏を講師に、相続の視点からわたしの財産や意思を家族に継承するための相続対策を学ぶ。
会場マップEvent Venue Map
愛宕区民協働スペース港区虎ノ門3-19-15ザ・パークハウス愛宕虎ノ門1階
梅上山光明寺港区虎ノ門3-25-1