がんサポートコミュニティーは、2024年9月2日(月)に「第76回保健文化賞」を受賞いたしました。
1950年(昭和25年)に創設されたこの賞は、第一生命保険株式会社が主催し、厚生労働省・朝日新聞厚生文化事業団・NHK厚生文化事業団の後援によって、生活習慣病対策・高齢者や障がい者への福祉・海外での医療や疾病対策など、その時代におけるさまざまな課題に対して、地域に密着した地道で身近な活動や実際的な活動を10年以上にわたり取り組む団体・個人に贈られるものです。
私たちの受賞の決定は、がん患者と家族の心のケアにつとめ、20年に渡るその活動の知見をもとに、がん対策基本法成立から15年を振り返る「がん対策白書」を発刊し、第4期がん対策推進基本計画における患者・市民参画の導入への貢献が認められたものとされ、役職員一同、名誉なこととありがたく受け止めるとともに、私たちの活動を支えてくださった皆様のおかげと深く感謝しております。
今回の受賞を機に、より一層の研鑽に励み、“がんは絆に負けない(community is stronger than cancer)”との信念のもと、“がんとひとりで向き合わない(so that no one faces cancer alone)”社会をめざして、がん患者支援活動に向けた努力を続けていきたいと考えています。