2 0 0 1 年、竹中文良博士は日本での私たちのがんとの向き合い方を変えました。消化器外科医で、大腸がんサバイバーである竹中博士は、日本でがん患者だけでなく、家族、友人、そして介護者にもこころのケアを提供する組織を創設しようとしました。竹中博士は、米国The Wellness Community(TWC) で、がんの影響を受けた人たちとその愛する人たちに対するこころのケアを提供するための研修を受けました。
帰国後、竹中博士はこころのケアを強く推奨しました。竹中博士は自らのがん体験によって、こころの健康とからだの健康の間の強い相関関係を信じていたからです。こうして、日本初の地域コミュニティに開かれた、TWC東京支部としてジャパン・ウェルネスは、がんで苦しんでいる人たちが適切な支援を受けるための場として2001年5月24日、東京に設立されました。