日本では医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等にかんする法律(薬機法)第67条で、「がんその他の特殊疾病に使用されることが目的とされている医薬品」の広告は禁止されています。他方、米国では食品医薬品局(Food and Drug Administration: FDA)の監視のもとに容認されています。
国民への医療情報提供の在り方を考えるワーキンググループは、患者の自己決定権を保障するために、患者への適切な情報提供は必要であるとの考えのもと、がん治療やがん患者とその家族の支援等に従事している多くの専門家の有志と共に、国民への医療情報提供の在り方について議論を重ねています。
このワーキンググループは、患者・市民の視点で医療情報に関する規制緩和をめざし、患者のヘルスリテラシー向上を通じた治療成績の向上をめざしていきます。
構成員
- 渥美隆之
- 認定NPO法人がんサポートコミュニティー 理事長
- 大井賢一
- 認定NPO法人がんサポートコミュニティー 事務局長
- 垣添忠生
- 公益財団法人日本対がん協会会長/国立がんセンター 名誉総長
- 片山和宏
- 市立貝塚病院 総長/元大阪国際がんセンター 副院長
- 絹谷清剛
- 金沢大学 医薬保健研究域 医学系核医学 教授/日本核医学会 理事長/核医学診療推進国民会議 会長
- 木原康太
- 認定NPO法人キャンサーネットジャパン 事務局長
- 米田光宏
- 国立成育医療研究センター 小児がんセンター 副センター長/
小児がん対策国民会議 副代表
- 渡邊清高
- 帝京大学医学部 内科学講座 腫瘍内科 病院教授
※五十音順