日本においても患者中心主義(Patient Centricity)が大きな広まりを見せ、今日のがん医療における大きなトレンドと言えます。新薬開発の初期段階において、いかに“患者の声”を取り入れるかが大きなテーマとなっています。
2017年3月に告示された中学校学習指導要領では健康な生活と疾病の予防の学習において、2018年3月に告示された高等学校学習指導要領では生活習慣病などの予防と回復の学習において、「がんについても取り扱うものとする。」と明記されました。がんについてのヘルスリテラシー向上のためには、医療従事者やがん経験者等の外部講師の活用が重要と示されました。
このような社会背景からがんサポートコミュニティーでは、学校医や産業医と協力して、がんサバイバーの小中学校や企業への講師候補者の推薦等の協働を行っています。詳しくは事務局までお問い合わせください。