家族は患者さんと同様に深刻な感情を抱くことから“ 第二の患者”と言われています。
家族は「患者さんのサポーター」として患者さん自身の役割を委譲されたり治療の重要な決断に関わったり、同時に患者さんと同じ思いを持つ仲間になるのです。
そこで、私たちがんサポートコミュニティーでは家族に対するサポートにも注力し、2 0 1 0 年から患者さんとその家族にミュージカルを通して感動と元気を伝えたいという思いから、がんサポートコミュニティー特別賛助会員である第一三共株式会社と劇団四季が企画したプロジェクト「家族のきずなシアター」を後援しています。
そして、このプロジェクトには、毎年1 0 0 組4 0 0 人もの患者さんとその家族が招待され、劇団四季ミュージカルの観劇を通して“ 家族のきずな” の大切さを感じていただいています。