2012年7月7日（土）、事務所（東京都港区）で「“賢い患者になる第一歩！”」をテーマに新たに企画した第1回がんを学ぶセミナーTOKYO2012が開催され、がん体験者11人に参加いただきました。医療情報が目まぐるしく更新され氾濫する今日、その情報の中から自分に必要な情報を選別したり選択したりすることは極めて難しい状況になってきています。一方、「がん対策基本法」が施行され、がん患者さんやそのご家族をサポートする環境は少しずつ整ってきています。しかし、がんは個別性の高い病気であり、自分に必要な情報を知り、最善の治療を受けるためには、医師との信頼関係が一層大切になってきています。記念すべき第1回は、理事長・渥美隆之を講師に「がんを知り、その治療を学ぼう！」と題して基本的な医学知識を知ることを目的に医師との対話形式で行われました。