2012年10月20日/ペイシェント・アクティブ・フォーラム/プログラム/講演・研修・セミナー

【報告】第10回ペイシェント・アクティブ・フォーラム

2012年10月20日(土)、砂防会館別館シェーンバッハ・サボー(東京都千代田区)で第10回ペイシェント・アクティブ・フォーラムが開催され、300人超の来場をいただきました。今回は「がんからの教え」をテーマに、ジャーナリスト/評論家で、膀胱がんを体験したサバイバーである立花隆氏(ジャーナリスト)、「がん哲学外来」を主宰する樋野興夫氏(順天堂大学医学部病理・腫瘍学講座教授)が会場からの質問に持論を展開して回答いただきました。また、がんサポートコミュニティーのメンバーで、膀胱・腎臓の重複がんを体験したサバイバーである桑原峰征氏が自らのがん体験から「がんになったことは不運であったけれど、決して不幸ではなかった」と語り、パネルディスカッションは大いに盛り上がりました。
会場後方に設置された展示コーナーでは、東京都下のがん診療連携拠点病院と東京都認定がん診療病院34施設のうち、東京都立駒込病院、東京慈恵会医科大学附属病院、帝京大学医学部附属病院、東京医科大学附属病院、NTT東日本関東病院、東京厚生年金病院、東京都済生会中央病院、三井記念病院、日本赤十字社医療センター、東京医科大学八王子医療センターの10施設と、国立がん研究センター中央病院、がん患者・家族総合支援センター(国立がん研究センター東病院院外施設)の2施設を加えた計12施設が参加。各施設がある地域コミュニティーにおける相談支援センターでの患者さんやご家族に対する支援の取り組みが来場者に紹介いただきました。また協賛企業である第一三共株式会社、中外製薬株式会社、アストラゼネカ株式会社、株式会社S・S・Iからがん啓発資材が提供され、市民啓発に寄与いただきました。