2015年9月23日(水)、よみうり大手町ホール(東京都千代田区)で創立15周年記念/第13回ペイシェント・アクティブ・フォーラムが開催され、255人ものがんに関心を持つ市民、がん患者さんやそのご家族に参加いただきました。
2012年に京都大学iPS細胞研究所所長・山中伸弥氏がノーベル生理学・医学賞を受賞されたことは記憶に新しいかと思います。iPS細胞技術の医療応用として提唱されている可能性として、(1)疾患のメカニズム解明への応用、(2)創薬への応用、(3)iPS細胞を応用した細胞移植による再生医療が期待されています。
今回は、昨年度から大阪マラソンにおいて「生きる希望を支える」をテーマにともにオフィシャル寄付先団体として活動する京都大学iPS細胞研究所との協働企画として「生きる希望をささえる—基礎研究が拓くがん医療の未来」をテーマに、金子新氏(京都大学iPS細胞研究所増殖分化機構研究部門准教授)をお招きして、iPS細胞の特性を生かした免疫再生治療の実現に向けた研究の現状とiPS細胞技術のがん治療への応用の可能性について講演いただきました。