2016年7月2日(土)、第6回がんを学ぶセミナーTOKYO2016がノバルティスファーマ株式会社の協力を得て虎ノ門ヒルズ31階の同社会議室(東京都港区)で開催され、がん患者さんとそのご家族28人に聴講いただきました。今回はをお借りしました。今回は「在宅での看取り」をテーマに取り上げ、賛助個人会員である吉澤明孝氏(要町病院副院長/要町ホームケアクリニック院長)を招いて「在宅で看取るための…在宅緩和ケアのコツとポイント」と題してお話しいただきました。吉澤氏のユーモア溢れるお話に参加者は聞き入り、なかでも「在宅緩和医療とは看取るための医療ではなく、家族と楽しく生きるための支える医療で、患者本人の意思ではなく家族のキーパーソンの意見が第一です。ちなみに「きく」には聞く(hear)、聴く(listen)、訊く(ask)の三つがあり、緩和ケアに必要な「きく」は、聴く(listen)と訊く(ask)です。」というお話は強く印象に残りました。