2019年1月12日(土)〜13日(日)、エーザイ東京コミュニケーションオフィス(東京都新宿区)で第9回ファシリテーター研修2018を開催しました。毎年、がん患者さんやそのご家族に参加いただくサポートグループや患者サロンが安心・安全な場であるために、それらの運営に携わる臨床心理士・看護師・社会福祉士といった専門家や患者会リーダーに参加いただいています。
第1日目は心理編としてサポートグループの運営について学び、トピックスとして国立がん研究センター中央病院精神腫瘍科長・清水研氏を招いて「がん罹患後の心理的成長とCALM」をテーマにお話いただきました。
第2日目は医療編としてがん治療の基礎知識(渥美隆之・消化器外科医、がんサポートコミュニティー理事長)、緩和ケアの基礎知識(廣橋猛氏・緩和ケア医、永寿総合病院がん診療支援・緩和ケアセンター長)、精神腫瘍学の基礎知識(小川朝生氏・精神腫瘍科医、国立がん研究センター東病院精神腫瘍科長)について学び、トピックスとして帝京大学医学部内科学講座(腫瘍内科)准教授・渡邊清高氏を招いて「がんゲノム医療の現状とこれから」をテーマにお話いただきました。
なお、この研修はエーザイ株式会社と共催によって運営されています。