2019年9月24日(火)、千葉大学柏の葉キャンパス(千葉県柏市)で、「がん患者のための園芸療法体験プログラム」を開催しました。このプログラムは大阪マラソンのご縁から認定NPO法人自然環境復元協会と公益社団法人日本環境教育フォーラムとの協働によるもので、昨年度に続いて2回目となりました。当日は柏サポートグループに参加されているがん患者さん11名に参加いただきました。
今回も千葉大学園芸学部・岩崎寛准教授を講師に招き、植物や緑に”癒される”と感じる仕組みについてのお話をしていただき、天然のドライフラワーを使ったハーバリウムづくりを行いました。天然の植物に手で触れることで無意識のうちに癒され、体調の維持やストレスの緩和につながることが研究で明らかになっているというお話は、楽しみながら癒しを享受しようという今回のプログラムのポイントでもありました。植物に囲まれた環境で数分休む、木々の多い道をウォーキングする、室内でも視界に植物が入るように配置する、といったことでも効果があるとのこと、日常生活に気軽に取り入れられそうです。
なお、今回のプログラム開催に際してハーバリウム材料をご提供くださいました株式会社東京堂におかれましては厚く御礼申し上げます。