2022年6月6日/ニュース/イベント

【参加者募集】新企画Flower circle「和の髪飾りづくり」

株式会社東京堂が提供するアーティフィシャルフラワー(造花)を使ったフラワーアレンジメントを株式会社東京堂と協働企画しました。初の試みとなる今回は夏に向けて髪飾りやバッグなどの小物につけてもかわいい和のアクセサリーづくりです。
フラワーアレンジメントには、以下のような効果があると言われています。
(a)ストレス軽減の効果:参加者の唾液中のストレスホルモン(コルチゾール)が活動前後で28.2%下がることが確認されました。(参考文献(1))
(b)認知機能の改善効果:参加者の視空間認知能力や記憶力の向上、注意障害が改善したケースが報告されています。(参考文献(4)(5)(6))
(c)社会性が向上する効果:参加者同士が作品を通じてお互いに関心を持ち合い、会話を楽しむようになることでコミュニケーションが活発になります。(参考文献(2)(3))

●日 時:7月29日(金)午前の部11〜12時/午後の部14〜15時
●場 所:がんサポートコミュニティー
●定 員:各6人
●参加費:1,000円(初回特別価格)
●申込み:がんサポートコミュニティー事務局までお電話(03-6809-1825)にてお申し込みください。

参考文献
(1)白井はる奈、白井壮一、広崎真弓、大平哲也、望月聡、武山直義、松林潤、山根寛:地域在住の中高年成人に対するフラワーアレンジメントの介入効果 心理面の変化と唾液中コルチゾール値に着目して.保健医療技術学部論集(1881-3259)Vol. 6, pp.11-21. 2012.
(2)柴谷郁子:フラワーアレンジメント活動による身体障害者療護施設入居者の生活の質(QOL)の向上について.人間・植物関係学会雑誌 5(2), 31-37, 2006.
(3)Afredo Pereire, Jr. and Maria Alice Ornellas Pereira: The Flower Workshop in Psychosocial Rehabilitation: A Pilot Study. Mental Health Nursing, 30: 47-50, 2009.
(4)Mochizuki-Kawai H : Structured flower arrangement program developed for cognitive rehabilitation and mental health care. Japan Agricultural Research Quarterly, 50,: 39-44, 2016.
(5)Mochizuki-Kawai H, Yamakawa Y, Mochizuki S, Anzai S, and Arai M: Structured flower arrangement program for improving the visuospatial working memory in schizophrenia. Neuropsychological Rehabilitation, Vol.20, pp.624-636, 2010.
(6) 望月寛子、小谷泉、牧山康志、山川百合子:フラワーアレンジメント作業を取り入れた認知リハビリテーションによって左半側空間無視症状を長期に改善させた1例.高次脳機能障害,Vol.33, pp.262-269, 2013.