【参加者募集】第3回Flower Circle「香水ボトル型アレンジ」
株式会社東京堂が提供するアーティフィシャルフラワー(造花)を使ったフラワーアレンジメントを株式会社東京堂と協働企画しました。第3回は香水ボトル型アレンジです。
フラワーアレンジメントには、以下のような効果があると言われています。
(a)ストレス軽減の効果:参加者の唾液中のストレスホルモン(コルチゾール)が活動前後で28.2%下がることが確認されました。(参考文献(1))
(b)認知機能の改善効果:参加者の視空間認知能力や記憶力の向上、注意障害が改善したケースが報告されています。(参考文献(4)(5)(6))
(c)社会性が向上する効果:参加者同士が作品を通じてお互いに関心を持ち合い、会話を楽しむようになることでコミュニケーションが活発になります。(参考文献(2)(3))
●日 時:8月4日(金)午前の部11〜12時/午後の部14〜15時
●場 所:がんサポートコミュニティー
●定 員:各6人
●参加費:1,500円(特別価格)
●申込み:がんサポートコミュニティー事務局までお電話(03-6809-1825)にてお申し込みください。
【参考文献】
(1)白井はる奈、白井壮一、広崎真弓、大平哲也、望月聡、武山直義、松林潤、山根寛:地域在住の中高年成人に対するフラワーアレンジメントの介入効果 心理面の変化と唾液中コルチゾール値に着目して.保健医療技術学部論集(1881-3259)Vol. 6, pp.11-21. 2012.
(2)柴谷郁子:フラワーアレンジメント活動による身体障害者療護施設入居者の生活の質(QOL)の向上について.人間・植物関係学会雑誌 5(2), 31-37, 2006.
(3)Afredo Pereire, Jr. and Maria Alice Ornellas Pereira: The Flower Workshop in Psychosocial Rehabilitation: A Pilot Study. Mental Health Nursing, 30: 47-50, 2009.
(4)Mochizuki-Kawai H : Structured flower arrangement program developed for cognitive rehabilitation and mental health care. Japan Agricultural Research Quarterly, 50,: 39-44, 2016.
(5)Mochizuki-Kawai H, Yamakawa Y, Mochizuki S, Anzai S, and Arai M: Structured flower arrangement program for improving the visuospatial working memory in schizophrenia. Neuropsychological Rehabilitation, Vol.20, pp.624-636, 2010.
(6) 望月寛子、小谷泉、牧山康志、山川百合子:フラワーアレンジメント作業を取り入れた認知リハビリテーションによって左半側空間無視症状を長期に改善させた1例.高次脳機能障害,Vol.33, pp.262-269, 2013.